よくある質問

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Q&A

よくある質問

お鍋はどのサイズを買い揃えればよいのですか?

ご家庭の人数や食べる量によって異なりますが、目安として14cmでみそ汁約2杯、18cmで約4杯分を作れます。また、炊飯は18㎝で2~3合、20cm両手鍋で3~4合、24cm両手深鍋で5~6合炊く事が出来ます。また、一般的に最初に持っていると便利なサイズは18cmと20cmです。そのあと、よく作る料理で買い足していただくとよいでしょう。

フジノスのお鍋はIHクッキングヒーターの性能を引き出すよう、設計・開発されています。優れた熱効率、熱伝導、保温性を備えた材料を使用し、IHクッキングヒーター以外の熱源でも十分に性能を発揮します。製品は安心の日本製ですので、製品の修理、部品の供給が可能ですので長い間お使いいただけます。

フジノスのフライパンは、高火力のIHクッキングヒーターに対応するように、厚さ2.0mmから2.6mmのアルミクラッド3層鋼を使用しております。熱による変形も少なく、蓄熱性、熱伝導性に優れ、焼きムラが少ないので、料理が美味しく出来ます。これらの性能が認められ、各IHクッキングヒーターメーカーの推奨・斡旋品となっております。

天ぷら、揚げ物調理には、IHクッキングヒーターのメーカー指定の天ぷら鍋か、各メーカーのカタログ、取扱説明書をよくお読みになり、適切なものをお使いください。エレックマスタープロ天ぷら鍋以外のお鍋、フライパンは天ぷら、揚げ物には使用しないでください。これは、製品安全協会が定めた基準であり、天ぷら鍋以外のお鍋で揚げ物調理をされて事故が起きた場合、対人賠償責任保険の対象外となります。

食器洗浄機の洗剤には塩分を含んだものやアルカリ性のものが多く、樹脂ハンドルやフライパンのフッ素樹脂コートを傷めることになりますので、ご注意ください。お使いの食器洗浄機の取扱説明書をよくお読みになり、ご使用してください。

フジノスのお鍋が正常な使用状態において不具合を生じた場合、お買上げ日から20年間は無償で修理させていただきます。お鍋の保証についてはこちら

無水調理とは何ですか?

無水調理とは少しの水分で野菜や卵などをゆでる方法です。ほとんど水を加えないので、水に溶けやすいビタミンやミネラル等の栄養分や旨み、風味を逃がさず色も鮮やかに仕上がります。ほうれん草などのやわらかい野菜は、水を加えず野菜の水分だけでゆでることもできます。
このような調理が実現できる理由は精巧な鍋の構造にあり、加熱すると鍋の中の水分が水蒸気となり本体とフタの間にウォーター被膜(水の膜)を作って鍋を密封するからです。

無水調理ができる理由は、精巧な鍋とフタの構造にあり、加熱すると鍋の中の水分が水蒸気となり本体とフタの間にウォーター被膜(水の膜)を作り、鍋の中を定温・定圧に保つことで最小限の水分だけで調理ができ、加熱を止めた後の余熱で調理することができます。

鍋とフタの間から蒸気が出始めた時、フタのつまみを回してフタが水の膜ですべるようにクルクル回転したらウォーター皮膜が効いている合図ですので、火力を下げるか、加熱を止めれば省エネ調理ができます。

【ご注意】ウォーター被膜効果が強く働くとフタが取れなくなることがありますが、弱火で短時間再加熱してください。お鍋が温まると簡単に取れます。ごはんなどの水分が少ない調理をした場合は、加熱を止めた後に本体とフタの間にふきんなどをはさむと、しずくがご飯の上に落ちるのを防ぎ、フタが取りにくくなることを防ぐことできます。

ハンドルやつまみに、破損部分やガタツキがないか確認してださい。鍋に製造の際の油分やごみなどがついている場合がありますので、酢と中性洗剤を同量に混ぜ、スポンジに含ませて、鍋をていねいに洗ってください。はじめにしっかりと洗浄しておかないと白い斑点が残る場合があります。

鍋とIHの共振周波数の関係による共振音がすることがあります。(わずかな振動をハンドルに感じることもあります。)
調理や人体に影響するものではありませんので、安心してお使いいただけますが、音が気になる場合は鍋を置きなおし位置をずらしたり、フタを閉めなおすなどしてください。鍋の振動状態が変化し、音が止まることがあります。

フジノスのお鍋は熱伝導に優れていますので、火加減は「煮立つまでは中火、沸騰したら弱火」で調理ができます。急いでたくさんのお湯を沸かす場合以外は強火の必要はありません。吹きこぼれる場合は、より小さい火加減にしてください。また、食材の分量や水分が多すぎますと吹いたり、カタカタしますので、水分を減らすこともひとつの方法です。無駄な火力を使うことなく、省エネ調理を心がけましょう。

調理前の予熱不足か、調理中の火力が強すぎると料理が焦げる原因になります。焼いたり、炒めたりの調理の場合は、中火で予熱をし、水滴を落として玉になってコロコロ転がれば適温(160℃~180℃)です。 弱火にして油をひき(無油調理の場合は除く)、材料を入れ調理します。それでも焦げるときは、さらに火力を落としてください。 お肉などは入れてすぐに返そうとすると、身がくずれたり、こびりついたりして、焦げやすくなりますので、少しそのままにし、身がちぢまりかけてお肉の油が出始めると、はがれやすくなります。

ギョーザや焼き魚など、焦げつきやすい料理の場合は、市販のオーブンシート(クッキングペーパー)をご使用いただくと、失敗も少なく調理できます。 焦げついてしまった場合は鍋に水を十分に入れて沸騰させてからお湯を捨て、焦げが柔らかくなったら、クリームクレンザーなどをつけたスポンジなどで磨いてください。お湯に酢を少々混ぜるとより効果的です。焦げが落ちにくい場合は、メラミンスポンジ(白い研磨スポンジ)を使っても効果的です。

フジノスのガラス蓋は、ガラス外周への衝撃よる破損を防止するため、特殊形状の18-8ステンレス枠を巻いてあります。調理中に鍋内の温度が上昇すると、ガラス蓋の温度も上昇し、それに伴いステンレス枠の温度も上昇します。これによりステンレスの熱膨張により、ガラス部を一時的に圧迫します。この時にステンレス枠がガラス部を擦る形となり、一時的に「ピキッ」「パチッ」などのキシミ音が出ます。この音は使い始めや気温が低いときに出やすい症状で、ステンレスの熱膨張が落ち着くと出なくなります。フジノスのガラス蓋は全面物理強化ガラスを使用しており、通常の板ガラスに比べ、ガラス面の強度は3~5倍で、温度変化に対応する強さを増加させたガラスでできています。通常の使用状況では割れることはございませんので、安心してご使用してください。

これは突沸という現象で、その名の通り突然に沸騰する現象です。ステンレス製鍋に限らず、他の素材の鍋やどの熱源でも起きることがあります。(電子レンジでも起こることがあります。) 原因としては、味噌に含まれている、だし成分や麹が鍋底に沈殿し、鍋底にフタをしたようにびっしりと溜まった状態になったと考えられます。味噌汁を再加熱した時に、発生した鍋内の気泡が鍋底に沈殿し、溜まった味噌を一気に押し上げます。その衝撃で鍋フタと共に味噌汁の具が一緒に飛び散ったと考えられます。この突沸は常に発生する訳ではなく、味噌の種類、量、火力の大小、具の量など、いくつかの条件の組み合わせが重なった場合に極稀に発生する現象です。他にも、カレーやミートソース、牛乳、豆乳、酒、コーヒーなどでも些細なきっかけ(容器をゆする、塩、砂糖などを入れる)で起きることがあります。

「突沸」はなぜ起こるの?
液体は全て特有の沸点を持っていて、沸点になると沸騰(液体の表面からの蒸発とともに、内部からも蒸気の泡が盛んに出る状態)が起きます。しかしながら、沸点を超えてもこのような状態が見られない場合があり、これを過熱状態と言います。なぜ過熱状態になるかといいますと、沸騰し始めの水蒸気の気泡は小さく安定していないので、周囲の水に押し潰されてしまうからです。しかし、過熱状態の時に何らかのショックが加わると、急に沸騰が起こります。つまり過熱状態は、気体になりたくてしかたがないのだけれど我慢している状態(例えていうならば噴火しようと待ちかまえているマグマのようなもの)なので、ちょっとした刺激で激しく吹き上がる現象が起こるのです。この現象が調理中に起きると、高温の液体が急に飛び出すので、ヤケドをしたり、ガラス器具を破損したりすることなどがあります。しかし、突沸によって起こる事故はちょっとした気配りで防ぐことができます。 以下にその予防法をご紹介しますので、参考にしてください。

味噌汁やカレー、ミートソースなどのとろみのある料理の温めなおしは、弱火でよくかきまぜながら加熱してください。一気に強火で煮立てないでください。
お子様がそばにいるときは、特に注意しましょう。

ストーブの上では使用しないでください。空焚きにより、異常加熱を起こし火災に至ることがあります。煮こぼれ等が芯にかかり、一時的に炎が大きくなり火災に至ることがあります。ふきこぼれた水分が天板に落ち、飛び散り、ヤケドの恐れがあります。燃焼筒はガラスが使われていることから、温度の低い液体がかかると割れて異常燃焼となる恐れがあります。

使用後、鍋の内側が虹色に変色しました。どうしてですか? このまま使用しても大丈夫でしょうか?

この虹色の変色はステンレス製の鍋では比較的良く発生する現象です。特に新品の鍋の場合に発生しやすくなります。ステンレス鋼の表面は、薄い酸化皮膜と呼ばれる膜で覆われており、これによりさびにくい材料となっており、この酸化皮膜はキズがついてしまっても、空気に直接ふれるようにしておけば、ステンレス表面が空気中の酸素と化合して、すぐに皮膜が再生され、働きを取り戻します。 この酸化皮膜に水に含まれる微量の鉄、銅等のイオンが水の蒸発によってステンレスの表面に付着して虹色に見せている現象ですので、 安心してご使用ください。

使用後、鍋の内側に白い斑点やシミができました。どうしてですか?このまま使用しても大丈夫でしょうか?

この白い斑点やシミは、水に含まれるマグネシウム、カルシウム、鉄等のミネラル成分が鍋の内面に蒸着、沈殿し固着したもので、鍋に限らず湯沸かし器にも発生します。この固着物は、元々水に含まれている成分が固まってできたものですのでご安心ください。なお、この固着物をそのままにされておきますと、ステンレスの表面を徐々に浸食し腐食や、さびの原因となりますので、 使用後は内面を良く洗ってください。

【お手入れの裏技】虹色になったり、白い斑点が付いたときは、以下の方法を試してみてください。 鍋に水とお酢(レモン果汁やクエン酸でも可)を入れ数分間煮込みます。(お酢の量は特に何%と言うことはないのですが、濃いほうが効果はあるようです。) その後、中性洗剤でよく洗い、水分をよく拭き取り乾燥させてください。 中性洗剤で洗わないと、さびが発生する可能性があります。

但し、あまりにも進行した変色や腐食は完全に取ることが難しくなります。

この黒い汚れは、鍋の研磨目の細かな凹凸部分に研磨粉、研磨油、金属粉や加工時の加工油、金属粉等が残留し、布巾に黒い汚れとして現れているものです。クレンザー等の研磨剤でこすり洗いをし、洗剤をつけたスポンジでよく洗い、水気を拭き取って乾燥させてください。

ステンレス鋼はさびない金属ではなく、さびにくい金属です。材料成分としては、鉄にクロムやニッケルを加えて、鉄よりも数段さびにくくしている合金です。ステンレスの表面はクロムの働きにより肉眼では見えない薄い酸化皮膜に覆われていて、これがさびにくさの秘密です。そしてニッケルはこの酸化皮膜をより安定させ、酸などに対しても侵されにくくしています。この酸化皮膜はキズがついてしまっても直接空気に触れるようにしておけば、すぐ再生され働きを取り戻します。ところが水分、塩分、鉄分、水垢などがついて空気に触れない状態では、酸化皮膜は効果を発揮できずさびてしまうことがあります。 ご家庭において適切な使用とお手入れをされていれば、さびの発生を防止できます。

【さびを防ぐ方法】
1.御使用後は良く洗って水気をなくしてから保管ください。濡れたままの状態、湿気の多い場所での保管も避けてください。
2.鉄などの異種の金属と接触させたまま放置しないでください。
3.塩分や酸等を含む汚れを付着させたまま放置しないでください。

長時間お鍋の中に料理を保存していると、料理の中に含まれている塩分や酸などが、さびや腐食を誘発する恐れがあります。長時間といっても少しの間入れたままにしておいたからといって、すぐに鍋がさびたり、腐食してしまうわけではありません。鍋のさびや腐食を防ぐために長時間料理を保存するときは、別の容器に移しかえてください。
また、フッ素樹脂加工の表面にはピンホールという目に見えない小さな穴が無数あり、料理を長時間入れたままにすると、ピンホールから油や調味料がしみこんでフッ素樹脂加工がはがれる原因になってしまうことがあります。
できあがった料理は、できるだけ早く他の容器に移し、使い終わったフライパンは洗剤を柔らかいスポンジにつけて洗い、布巾でふくか自然乾燥してください。表面を傷つけるので金属たわしなどの固いもので洗うのは避けてください。また、鍋を乾燥させるための空だきは絶対にしないでください。

フッ素樹脂の安全性については、いろいろな動物実験が行われ、人体に影響のないことが確認されています。 万一、はがれたフッ素樹脂が体内に入ってしまっても、吸収されずにそのまま体外に排出されますので健康上は全く無害です。

フッ素樹脂加工のものは、コーティングがだんだん劣化してきます。一概に寿命は何年とは言えませんが、数回から数ヶ月で焦げ付いたり、はがれたりするようになってしまったという方もおいでます。フジノスではフッ素樹脂を使った調理器具全てに「フッ素樹脂コーティングをより長持ちさせる秘訣」という小冊子を付けておりますので、よく読んで上手に取り扱うことにより、良い状態で長くフライパンを使うことができます。

【再フッ素コーティングできます】フジノスの製品であれば、フッ素樹脂の再コーティングができます。(有料) ただ再コーティングするだけでなく、研磨を施しますので新品のように生まれ変わったものがお客様のもとに戻ります。お鍋の修理についてはこちら

フジノスの製品であれば、ハンドルやツマミなどの部品交換ができますので、愛着のある鍋を長い間ご使用していただくことができます。お鍋の修理についてはこちら